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2020.04.19

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七重八重 花は咲けども・・・

七重八重、花は咲けども・・・

日一日と暖かさが増してくるこの時期。
多くの草花を近くでのんびり鑑賞できるのが「仙台市野草園」
残念ながら、5月10日まで休園ですが、
例年なら多くの来場者でにぎわう季節です。
東北地方に生育する様々な植物を植栽展示している自然植物園で、
広さは95,000㎡(東京ドーム約2個分)。
園内は約1時間程度で全体を散策することができ、
広い芝生広場でのんびりくつろぐこともできます。
機会がございましたら、ぜひ一度、訪ねてみてくだい。

さて、今の季節、可憐に咲く鮮やかな黄色い花は「山吹」です。
山吹とくれば、連想されるのが「太田道灌」
江戸城を築城したことでも有名ですが、
もっと知られているのは次の一句。

七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞかなしき

太田道灌の句ではなく、平安時代の後拾遺和歌集におさめられているのですが
この句と太田道灌が結び付ける言い伝えが残っているからです。
古典落語の前座噺でも有名で、
寄席に通った経験のある方なら 一度や二度は耳にしているお話です。
まこと、落語は勉強になるものです。

ある日、タカ狩りに出かけた道灌が 山の中でにわか雨に合います。
近くの農家へ飛び込んで、蓑を貸してくれと家人に言うと
年端のいかない娘が、恥ずかしそうに
「山吹」の花を一輪差し出しました。
蓑を貸せというのに、山吹の花を差し出した行為に憤慨しますが
家臣から、先程の句を教えられます。

七重八重 花は咲けども山吹の 実の(蓑)一つだに なきぞかなしき

つまり、生活に困窮し、蓑を持っていないということを
山吹の花で伝えていたことがわかり
道灌は、自分の不勉強を大いに反省し、
文武に励んだというお話です。

落語では、この話を聞いた粗忽者が真似をするくだりが秀逸です。
仙台は、少し都会で、自然に恵まれた街です。
状況が落ち着いたら ホテルグリーンシティを拠点に、
散策いただければ幸いです。

寅次郎 拝

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