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2025.07.20

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【七夕飾りデザイン解説】松月産業と常盤木学園高校様・東北電子専門学校様によるコラボ

掲載日:2025年8月1日

1.常盤木学園高校3年生による七夕飾りデザイン

今月8月1日~3日に初音ミクたちバーチャルシンガーの3DCGライブと、創作の楽しさを体感できる企画展を併催したイベント、初音ミク「マジカルミライ 2025」が仙台で初開催されました。このイベントに伴い、常盤木学園では、企業のキャラクターを活用したビジネスの流れを学びつつ、地域を盛り上げることを目的として七夕飾りデザイン作成の体験学習を実施。常盤木学園高校3年生による七夕飾りは、初音ミク「マジカルミライ 2025」のテーマ【星河一天】をコンセプトに制作されています。

デザイン作成は高校の授業として約1カ月間にわたり実施。19名の生徒の皆様が5チームに分かれ、ターゲットやコンセプトに沿った装飾を考案しました。なお授業には初音ミクの権利元であるクリプトン・フューチャー・メディア担当者様も特別講師として登壇しています。5月27日に行われた七夕デザイン発表・選考会では、センターに配置される七夕飾りとして4班が選出されました。この七夕飾りはデザインだけでなく、制作まで生徒の皆様の手でつくられています。


【各七夕飾りデザインの解説】
①1班
テーマは「時を超える歌声」。くす玉は紺から白のグラデーションで彩られています。これは初音ミクのこれまでの軌跡と今後の未来をイメージしたものです。くす玉の下には桃と黄の飾りがつけられており、これは初音ミク「マジカルミライ 2025」のテーマ【星河一天】から着想を得た星をモチーフとしています。

②2班
テーマは、音に願いを込めて流れ星を届ける、という意味を込めた「音願流星」。ターゲット層はSNSを多用する20代以下を想定しています。仙台の吹き流しとしての伝統を保ちつつ、初音ミクのエンタメ性を両立させたデザインが特徴です。

③4班
テーマを「星がつなぐ未来」とし、初音ミクによってつながる多くの人の想い、創作、そして夢が広がり続けてほしいという願いが込められています。吹き流し部分はオーディオ波形を用いて天の川の下で歌う初音ミクを表現。くす玉は天の川で人と人とが手を取り合うイメージをブルーベースのカラーで表しています。

④3班
「天の川」「朝顔」「音楽」を全体イメージとして作成しています。くす玉は星空を表したもの。青いくす玉の真ん中を蛇行する水色が、流れる天の川を想起させます。吹き流しの光彩は初音ミクのイメージカラーにヒントを得て選ばれています。

⑤5班
10代~20代の初音ミクファンにも七夕に興味を持ってもらいたいとして作られた七夕飾りです。くす玉は水色と黄色で音楽を象徴する音符を表現。紺色部分は天の川を表現しています。吹き流しは斜めに走る銀色のアクセントに、朝顔の模様をあしらっています。



 
2.常盤木学園高校2年生による七夕飾りデザイン

常盤木学園高校2年生による七夕飾りは、本プロジェクト初参加ということで基本的かつ実践的な企業のビジネスフローを学びつつ、地域を盛り上げることを目的として、生徒の皆様がチームを組んでデザインを考案しました。第1回の授業では松月産業代表の田所が七夕デザイン企画の進め方をとおして企業のビジネスフローを講義。第2回の授業では七夕の歴史や製造プロセスを鳴海屋紙商事担当者様が解説しました。

デザインの考案は3年生同様おおよそ1カ月。14名の生徒の皆様が3チームに分かれて1班、3班が2基、2班が1基の装飾を作成しました。5月27日に行われた七夕デザイン発表・選考会では、センターに配置される七夕飾りとして3班の1基が選出されています。


【各七夕飾りデザインの解説】
①1班(パターン1)
 1班の七夕飾りは様々な年代の人の願いをかなえることができるようにとの思いを込めて作成したものです。配色は年代や性別の色の好みを調査しこれに基づいて選定。くす玉のメインカラーである赤色は「勇気」と「勝利」、緑色は「成長」と「健康」を意味しています。吹き流しには「長寿」や「心願成就」、「平和」を象徴するため細かな鶴が描かれています。
  
②1班(パターン2)
目標や配色選びの理由は①に同じです。くす玉のメインカラーであるうす桃色は「恋愛成就」と「家内円満」、青色は「発展」と「親縁」の意味が込められています。吹き流しの桜模様は「平和への願い」「優美さ」「純潔」を象徴しています。

③3班(パターン1)
3班の七夕飾りは色々な人の願いやつながりのおかげで七夕飾りが開催できているということをコンセプトにデザインされています。くす玉部分は夜空を流れる天の川を寒色で表現し、吹き流しは願いや想いが空へと昇る「光の道」を表現。くす玉と吹き流しの接着部分の装飾は暖色を配置し、人々の温かさや願いの力の意味を込めています。

④2班
笹飾りと短冊の意味を同世代の人々へ伝えたいというコンセプトで作成。くす玉には短冊に使用される白・紫・黄・赤・青を使用し、健康や対人関係の向上などそれぞれの色が持つ意味をたくしています。吹き流し上部は笹をイメージ、下部には平和や愛のシンボルである鶴の模様をあしらっています。

⑤3班(パターン2)
コンセプトは③に同じです。常盤木学園の制服から着想を得て、緑と紺色をベースにデザイン。くす玉には緑を使って結び目を表現し、人々のつながりの意味を込めています。吹き流しの模様には桜をそえて、花言葉である純潔を表しています。人々のつながりが清らかでありますように、という願いを宿した七夕飾りとなっています。


  *
 
3.東北電子専門学校による七夕飾りデザイン
 

東北電子専門学校の七夕飾りは、総合情報ビジネス科、国際ビジネス科の2年生がデザインを手がけています。東北電子専門学校では七夕デザインの考案をとおして、基本的な企業のビジネスフローだけでなく、ターゲット設定やアプローチなど、より深いビジネスを学ぶことを目的としました。第1回の授業では松月産業代表の田所がプロジェクトの進行やターゲット設定について講義を実施。第2回の授業では七夕の歴史や製造プロセスを鳴海屋紙商事担当者様が解説を行いました。約1ヶ月のあいだ、国内外出身86名の学生の皆様が授業に参加し、各チームに分かれてデザインを考案。5月27日の発表・選考会では全学科から5チームが入賞デザインとして採用されました。


【各七夕飾りデザインの解説】
①総合情報ビジネス科Aチーム(日本人学生)
世界中の人々に平和への願いを届けたいという思いを込めた七夕飾り。くす玉のV字は平和や友好を表すピースマークを意味しています。吹き流しの色は青・緑・白を基調として、それぞれ平和・自然・純粋を象徴しています。

②国際ビジネス科Hチーム(スリランカ人学生) 
自国の国旗の色をベースとして、仏教の教えを七夕飾りに取り入れた作品です。お釈迦様の後光から着想を得た青・黄・赤・白・橙には、優しさや知恵などの意味が込められています。吹き流しにはスリランカの文化に根差した模様の要素を取り入れています。

③総合情報ビジネス科たつきチーム(日本人学生)
花火をイメージしたデザインの七夕飾りです。吹き流しは夜空とのぼり火を表現し、くす玉は咲いた花火を表しています。この七夕飾りは東日本大震災を経験した東北の人や災害を経験した観光客の方々へ、復興や家内安全を祈願して作られています。

④国際ビジネス科Cチーム(ネパール学生)
ネパールと日本、両国の人々にささげた作品。母国の国花であるラリグラス(しゃくなげ)と日本の国花である桜をミックスさせた装飾です。また七夕になぞらえて、遠くはなれた家族へ年に1回でも会えたら……という留学生の想いも込められています。

⑤総合情報ビジネス科2Bチーム(日本人学生)
東北の人たちへ向けて作った七夕飾り。東北の自然の美しさとそこで暮らす人々の強さを表現するため、くす玉のモチーフに椿のデザインをあしらっています。椿の花言葉である「誇り」を、東北の人々の持つ誇りにかさねています。

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